株式は長期保有したほうが良いといわれます。私はその常識に疑問を抱いています。
これまでは緩やかなインフレの継続、産業の発展により、株価は上昇し続けてきました。
しかし、現在はデフレ時代です。90年前半の大規模なバブル崩壊以降の約10年、ITバブルはもあり、株価は下落し続けました。その後株価は復活したものの、さらに大きく上昇する気配は薄いです。
10年後に株価が上昇している保障は全くないと思います。
長期投資は本当に有効なのでしょうか?
長期投資と短期投資の特徴を比較します。
短期投資は、マクロ的な株価変動のリスクを回避できます。また、外的要因による株価下落に対しても、すぐ手仕舞えるので、損失は最小限です。そのかわり、一回の取引ごとの利益は小さくなります。
長期投資ならば、手数料、労力を少なくでき、リスクも大きく取れます。そのかわり、株価が下落した時の損切りのタイミングが難しく、いつの間にか大損する可能性もあります。
このように、どちらも一長一短があります。どちらが良いとは言えません。
そこで、両方の良いとこ取りをして、「大きく儲けて、ロスは小さく」を目指すための投資のルールを発見しました。「ロスカット・ルール」です。
手持ちの株の株価が100円だとした場合、例えば「10%下がったら株を売る(90円間で下がったら、株を売る)」というロスカット・ルールを設定します。あわせて「20%株価が上昇したら株を売る」というルールを組み合わせても良いでしょう。

ロスカットする下落率は、5%でも15%でもお好みの値に設定すればいいと思います。私は10%がいいと思います。
というのは、5%ぐらいならばその時の地合で振れる場合があるからです。株価の動きを確実に判断するには10%ぐらいが適当だと思います。
もし、一ヶ月後に株価が150円になったらば、そこで再び注文のしなおしをします。-10%のロスカット・ルールを再適用し、135円まで下がれば売るルールを再設定します。

このルールで取引すれば、「株価上昇の余地があるのに、利益確定売りをしてしまう」ことはありません。下げ相場で置いてけぼりを食らうこともありません。
株は「大きく儲けて、ロスは小さく」が鉄則です。ロスカット・ルールは鉄則を実践できる手法です。
最終更新日:2007.9.18 | トラックバック(0) | 損しない投資立ち回り術
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