配当金に注意

前章で紹介した、企業Aの新商品は大成功となりました。
更に工場を増やして、増産すればもっと儲かるのは明らかです。

そこで、企業Aは株主に配当をするのを止め、増産用の設備費に当てることにしました。
株主は怒りそうなものですが、株主はそれに賛成します。

なぜかというと、

配当の割合は、利回りでせいぜい数%です。

配当を貰うより、設備投資&増産して、更なる利益の向上を実現してもらった方が、株価が上がり、配当よりも大きなキャピタルゲインを狙えるからです。そのほうが、株主にとっては利幅が大きいのです。

成長過程にある企業は、配当をほとんど行わず、将来への設備投資などに回し、利益の向上&株価の上昇(=企業価値の向上)を目指しています。

逆に、配当のつく企業は、新規事業への投資も細り、成長が鈍くなっている、成熟した企業であるとも言えます。

配当が大きな株は、確かに魅力的です。
しかし、株価が上がらない場合も多いので、注意してください。

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