いくつかの案から、ひとつ案を選択しなければならない場合があります。
一般生活の中でも、重大な決定を迫られる場面がありますよね。マイホームを買う時とかw
重大な案件ほど的確な判断が難しくなります。
というのは、「完璧な案存」は、ほとんど存在しないからです。
各々のメリット・デメリットを考慮した上で、最も良い案を選択しなければならないのです。
●「最も良い」判断をする方法
1)最初に、比較のための評価ポイントを決める
2)評価ポイントのうち、これだけは外せないものを「MUST」項目として、その他の評価ポイントは「WANT」項目とする。
3)MUST項目を満たさない案は、対象から外す。
4)WANT項目の満たし具合が最も良いものと、最良案として選択する。
●決定の例
例として、ある小売店の売り上げ向上対策を選ぶ場合を考えます。
| 案1) | 駐車場を拡張する |
| 案2) | 在庫一掃セールを実施し、売れ筋商品を入荷する |
| 案3) | TVCMを実施する |
| 案4) | 店内にファーストフード店を誘致する |
| 案5) | 店舗を拡大し、取扱商品を増やす |
まず、MUST項目について検討します。
MUST項目を「社員、パートは増やさない」としましたので、案5)はこの時点で×としました。
| 案1) | 案2) | 案3) | 案4) | 案5) | ||
| MUST項目 | 社員、パートは増やさない | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
| 必要項目 | 来客数が増える | |||||
| 対策コストが低い | ||||||
| 対策後も持続性がある | ||||||
| 短時間で実行できる | ||||||
| 総合評価 | ||||||
つぎに、WANT項目について比較します。採点方法は点数や、○×など。
やりやすいものでやってみましょう。
| 案1) | 案2) | 案3) | 案4) | 案5) | ||
| 絶対項目 | 社員、パートは増やさない | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
| 必要項目 | 来客数が増える | △ | △ | ○ | ○ | - |
| 対策コストが低い | × | ○ | × | × | - | |
| 対策後も持続性がある | ○ | △ | × | ○ | - | |
| 短時間で実行できる | × | ○ | △ | × | - | |
| 最終評価 | ? | ? | ? | ? | × | |
最終評価は、何を重視するかで変わってきます。
低コスト、即効性を求めるのであれば、案2)が無難ですが、多少のコスト、時間は掛かっても、持続性を求めるのであれば、案4)が良いのではないでしょうか?
短期的に案2)を実行し、長期的には案4)を準備する方針が、良い判断だと思います。
最終更新日:2010.5.13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 論理的思考のすすめ
![]()
※当サイトへのトラックバックは、当サイト内ページへのリンクがないと、受け付けない仕様になっています
![]()






