会社の経営者・事業主が、事業の安定化のために考えることは、事業の多角化による、収益の安定化です。
インの事業が傾いたときに、それをカバーしてくれるサブの事業を作りたいと、誰もが考えています。
投資でも同じです。一つの商品に全て投資するよりも、幾つかの分野の商品に分散して投資することで、リスクを減らせます。「ひとつのかごに卵を乗せるな」という格言は有名ですよね。
ビジネスにおいて、多角化・分散化は常識です。
それと比べて、サラリーマンが取っている行動は、ビジネス的には非常識といっても良いかもしれません。一つの会社で働き、すべての精力をひとつの会社に捧げる......。
「自分が勤めている会社はつぶれることはない、ずっと安泰だ」と考えている方は、良く考えてみましょう。
レコード盤はすべてCDに置き換わってしまいました。レコードの針を製造していた会社は、その後存続できたでしょうか?
写真フイルムは、デジタルカメラに押されて、生産量を縮小せざるを得ない状況です。
消費者金融は、法律改正により、過払い分の利息を返済しなければならず、中小の企業がどんどん廃業しています。
これまで安泰を思っていた事業が、あっという間につぶれることはよくあるのです。
●自分株式会社
そこで私は、「自分会社(法人)」の考え方で、自分を管理することをおすすめします。
自分を会社に見たてて、自分の能力を把握し、適材適所で効率的に活用して、より多くの利益を得ていく姿勢です。
サラリーマンの場合、「企業に勤めて、毎月所定の報酬を受ける」というビジネスをしていることになります。
「自分会社」の収益を上げる方法はいくつかありますが、、「勤め先で出世する」ことはお勧めしません。
なぜなら、出世するほどにリストラされやすいからです。
出世しても給料が2倍3倍となるわけではなく、せいぜい2〜3割上昇する程度ですので、効率的とはいえません。所有するビジネスの数を増やしたほうが、効率的に収益を向上できます。
勤め先でいくら成果を揚げても、収益のほとんどは会社にピンハネされ、他の社員の給料に分散されてしまいます。
自分がオーナーならば、利益は青天井で、すべて自分のものになります。
本業と副業の収益が逆転することも十分ありえます。そうなると、本業と副業の区別がつかなくなります。これが「自分会社」の目指す姿です。
●自分会社の事業リストラ
「サラリーマン事業」のほうが副業になってしまうかもしれません。サラリーマン事業の効率が悪いと思えば、サラリーマンをやめてしまっても問題ないと思います。
自分会社内で事業リストラを行うのです。痛快な話だと思いませんか?
勤め先の仕事にやりがいを感じていれば、続ければよいと思います。
私は、サラリーマン業を否定しているわけではありません。
勤め先が傾いてしまっても対応できるように、収入を複数確保して、リスクを分散させることが必要です。
そうすれば、「自分のやりたいこと、やりたい仕事」に安心して打ち込めると思うのです。
最終更新日:2010.5.12 | トラックバック(0) | 金持ちの哲学
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